時速20キロの風

日々雑感・自転車散歩・読書・映画・変わったところで居合術など。

2021-01-01から1年間の記事一覧

おばぁはん85歳。強烈なボケかまして孫娘をくの字にする。

緊急事態の中迷いはしたが、せっかくの娘の誕生日なので、感染対策をしつつ、家で食事でもしようと娘と一緒に一人暮らしをしているおばぁはんの家に行って声をかけた。 「明日誕生にだからうちに来てごはんいっしょに食べない?」 娘の呼びかけに、やけに複…

おばぁはん85歳。ワクチンの予約をする。

一昨日のことだが、9時から、ネットで予約ができるというので、パソコンを3台総動員してアクセスを試みたが、回線が込み合ってるとかでまったくつながらない。そもそも1人の予約に3台も使うから混雑に拍車をかけてしまっているので、迷惑なのかも、と思うの…

おうち時間は、とりあえずネットで。でも何もかもつまらない。

今週のお題「おうち時間2021」 見逃していたり、ちょっと気になっていたテレビドラマをTverで。いつでも見れて便利なのはもちろん、リアルタイムに見るよりもCMが短いとか、字幕が出るとか、付加サービスがあったりする。GYAO!は映画の配信があるので定期的…

読書メモ 健さんを探して 相原斎と日刊スポーツ特別取材班 青志社 2015

中学生の頃だったと思う。父親が映画に誘ってきた。「リーダーが悪ければ組織は全滅する」とかなんとか気負って言ったあと、お前もこういう映画を観ておくといい、という。高倉健主演の「八甲田山」だった。当時、この映画でリーダー論や組織論を語るビジネ…

読書メモ Let’s ゆるポタライフ こいしゆうか 山と渓谷社2019

たのしくおしゃれに自転車生活はじめませんか? というキャッチが入っている。マンガである。エッセイ漫画というらしい。登場人物のOLらしき女子2人が、自転車にはまった知人から「遊びながら痩せられる!」と聞いて自転車をはじめようとするところから話…

チャリ散歩 岸之浦大橋を渡る。人気がない人工干潟にたたずむ。

岸和田市立浪切ホールを横目に、さらに海の方に進むと漁港がある。その漁港で毎週日曜日の9時から15時に開催されているのが地蔵浜みなとマルシェ。屋台の軽食があったり、海鮮バーベキューができたりと、獲れたての海の幸を楽しめる。規模は小さめだが、大阪…

読書メモ 「魔眼の匣の殺人」 今村昌弘 東京創元社 2019

映画にもなった「屍人荘の殺人」の第2弾。映画のキャストでいうと、神木隆之介さんと浜辺美波さんが再度登場して再びクローズドサークルにおける殺人事件。オカルトとミステリの融合。このパターンはこの作者の発明なんだろうか。1作目の衝撃も相当だったが…

読書メモ 真実-新聞が警察に跪いた日 高田昌幸 2014年4月25日 角川文庫

新聞の書評か何かで見て興味を持って手に入れた本。文庫で2014年が初版。けっこう古い。何気なく読みだしたのだが、清水潔氏の「殺人犯はそこにいる」(新潮文庫)に匹敵する衝撃的なノンフィクションだった。 北海道警察の裏金工作を暴いた北海道新聞が、道…

オリックスはイチローをCMに使うけど現役の選手は使わないのだろうか

今週のお題「下書き供養」 阪急、近鉄、南海、京阪、阪神、と大阪市内に起点を持つ鉄道会社は多い。それぞれが、遊園地などの集客施設を作ったり住宅街を造成したりと沿線開発を行ってきた。中でも、阪急と近鉄と南海と阪神は、沿線に球場を作りプロ野球チー…

読書メモ 「鉄路の果てに」清水潔 2020年5月 マガジンハウス

著者は「桶川ストーカー殺人事件」「殺人犯はそこにいる」などのドキュメンタリーで高い評価を得ているジャーナリストである。本書は、シベリア抑留体験がある亡父が残したメモに書かれた「だまされた」の文字の意味を知るべくシベリア鉄道の旅に出た旅行記…

無双直伝英信流 居合兵法 中伝 「浮雲」が左足の外側に斬り下ろす理由

「浮雲」ほど動作の意味がわからない型はない。と個人的に思う。立膝で横一列に並んで座っている状態で、一人挟んでその隣の人物が、刀の柄を取りに来たので、立ち上がってそれを避け、邪魔になるので隣に座っている人物を柄で追い払い、柄を取りに来た人を…

真夏のような晴天の日、オリックス対広島の2軍戦を観戦した。

近隣に「くら寿司スタジアム堺」という野球場ができて、オリックスと広島の2軍の公式戦が行われるというので行ってきた。球場は、まだ出来たばかりで、本来は昨年、こけら落とし興行として行うはずだったカードだったそうだが、コロナで中止になり、ようやく…

「報道ステーション」のCM動画が炎上したとか

ちらっと見てみたのだが、でもってあくまでも個人的な感想なのだが、 20代後半から30代前半と思われる平凡なOLさん風の女性が、カメラに向かってなんだかんだと楽しそうに雑談を始めるのだ。カメラに向かっての一人しゃべりなので、視聴している人が話しかけ…

なりたい職業の第1位「会社員」はコロナの影響?

小中学生に聞く、昔からあるアンケートだが、1位が「会社員」になったそうだ。昨今はyoutuberなんてのが上位に入ってきて時代の変化を感じていたが、ここへきて「会社員」。 「会社員」って職業じゃなく雇用形態のことで、その勤め先の「会社」なるものがや…

みんな文春は買ってるの?

週刊文春の記事の活躍がすごい。どうやって記事を集めているのだろう。 芸能人の不倫ネタとかはともかく、議員や官僚の汚職ネタなんかは、警察や検察の領分かと思うのだが、リークかな?それにしても労力もコストもかかっているだろうに。 最近気になったの…

500円のヘッドホンの接触不良を歯磨き粉で修復した話

いつもたいへんお世話になっている某100均で、ヘッドホンを500円で買ってみた。以前300円で買ったイヤホンが思いのほか良かったので、今回も大丈夫じゃないかと思ったのである。なんでヘッドホンがいるのかというと、お茶とおやつをいただきながらタブレット…

中村雅俊さんと青春と着物とパーカー

テレビドラマを見ていたら、久しぶりに中村雅俊さんを見た。中村雅俊さんといえば、我々世代にとっては青春ドラマの巨匠である。「青春」なんてもしかして死語? 学園ドラマの教師役でもおなじみだった。個人的には、松田優作さんと共演した「俺たちの勲章」…

読書メモ ちょっと驚きの読書体験 「流浪の月」 凪良ゆう

2020年本屋大賞受賞作ということで前から気になっていたが、ようやく手にした。冒頭から最後まで、心が痛い、というか、ひりひりしっぱなしの、なかなか衝撃的な読書体験だった。かといって決して心が深刻に重くなるという風ではない。なんとなく一気読みし…

理学療法士を目指したF君の話

お題「#この1年の変化 」 2020年の就活をコロナで台無しにされた大学4年生も多いのではないか。たとえば公務員志望で、大学内で予備校講師を招いて行われる公務員試験対策用のけっこう高額な有料講座を受講していた学生も多いと思うが、講座の開催そのものも…

ニュータウンの桜に想う

ニュータウンが街開きして50年余りがたつらしい。近隣で生まれ育った齢84の母親に言わせると「何もない、ただの山」だったところを造成し、公団を建て、宅地を売り出した。一から計画して作り出した街だけあって住宅街には緑の多い公園が準備され、遊歩道が…

吉岡里穂さんと木村文乃さんの区別がつかない件

私の目ではそっくりに思えて、テレビで見るたびに「この人、どっちだっけ?」と聞くので家族にもうっとうしがられているのだが、どうしてもわからないのだ。同じ顔に見える。聞けば「全然違う」と家族は口をそろえて言うが、どうしてもわからない。 どうやら…

ロンドンのジンと、ジャマイカのラム酒と、ポーランドのズブロッカ

春のような陽気に誘われて久しぶりに自転車で散歩に出た。 ちょっと遠くの、種類の多い酒屋を目指すことにした。距離的にも散歩にはちょうどいい。 その店で珍しいお酒を見つけた。ジャマイカ産のラム酒とポーランド産のウォッカであるズブロッカだ。家には…

83歳 長老 つまり 村

また舌禍騒動である。過去の舌禍の一覧が新聞でまとめられていたが、どれもよく覚えていて、おいおい、ぜんぶこの人やったんか、と改めて驚いた。83歳だそうだ。戦中派というのだろうか。小学生時代は戦争の真っ最中だった世代だ。 なんどかここでネタを披露…

「悲素」帚木蓬生 を読む。

2015年に新潮社から単行本の初版が出ている。文庫になったのは2018年だ。全く知らなかった。当時は話題になったんだろうか。それとも、もう事件そのものの関心が薄れて本書もさほど話題にならなかったのだろうか。 この本は、小説である。つまりフィクション…

ひどい肩こりに、薬を使ってみたところ、ちょっと効いた気がする

「眼、肩、腰に~」というCMの薬品と中身は同じで値段は半分、いわゆるジェネリックである。 肩こりには長らく悩まされていた。最近は眼の奥に鈍痛を感じるようになっていた。しかも、どちらも左側にでる。時に頭痛も伴うことがある。それも左側だ。人体の…

地下鉄が動かない。

昨夜のことである。地下鉄に乗って帰宅しようとしたところ、とある駅に停まった電車が動かない。しばらくしてアナウンスで、「〇〇駅で、人身事故が発生しました。地下鉄はただいまより全線運転を見合わせます」と。あらぁ、当たっちゃったか、という感じ。…

ブランド買取ショップに金券を売ってみた。

もらいものだが、長らく使いあぐねていた某百貨店の商品引換券、いわゆる商品券があるのだが、いつもらったのかも忘れるくらい古いので、昨今みかけるデザインとはちょっと違っている。もう賞味期限切れ?なんじゃないかと、その百貨店のインフォメーション…

おばぁはん、84歳。孫娘に油絵を教える。

今週のお題「大人になったなと感じるとき」 生来の貧乏性で贅沢などとは縁がなく、空き箱も包装紙も捨てられずに貯めこんで、置くところがなくなって倉庫を買う。捨てないことが善なのだ。捨てないのはもったいないからで、節約なのだが、節約のために使われ…

右の人、左の人、山の人、異端の人

アメリカの大統領選挙に不正はあったのか。トランプなのかバイデンか。 にかぎらず、とかくtwitterで、政治的発言をしている左右の論客をそれぞれフォローしていると、時に、激しい論争を見ることになる。 直接やりあってる場合もあれば、間接的にやり合って…

新春ドラマスペシャル 人生最高の贈り物 

新春ドラマスペシャルということで、テレビ東京系で放送された。ちょっと見ない間にずいぶんとおじいさんになってしまった寺尾聡さんと、地味目の主婦を演じる石原さとみさん。 絵面やテンポは、一昔前のホームドラマのようで、なんとなく見ていたのだが。 …