時速20キロの風

日々雑感・自転車散歩・読書・映画・変わったところで居合術など。

2021-01-01から1年間の記事一覧

微妙な気分でオリンピック 日本x南ア の試合を観戦しているのだが

ソフトボールやサッカーの試合が始まった。それぞれ代表チーム同士の闘いで、テレビでの観戦を楽しんでいる。オリンピックだというのだが、まぁ、そういう主催とは関係なく、スポーツ観戦は常に楽しくエキサイティングだ。 ニュースでは、開会式に携わるアー…

読書メモ 演劇入門~生きることは演じること~ 鴻上尚史 集英社新書 2021年6月

劇団第三舞台の主宰、鴻上尚史さんの著書だが、タイトルが、どストレートに「演劇入門」。なので、演劇を観たり、作ったり、出演したり、という機会のない人には無用の本だ。なんてわけはない。万人の役に立つ、非常に優れたコミュニケーション論である。そ…

小山田圭吾 まじ吐き気 これで打ち止めか、まだ来るか?

こいつが何者か知らんけど。やたら顔写真を見るようになった。顔が気持ち悪い。 どの写真も目が異様だ。そういえば、エンブレムのデザインパクったおっちゃん。うれしそうな満面の笑みで記者会見してたけど、あんなん前座も前座、超小物やったな。その後も出…

無双直伝英信流 居合兵法 業名「信夫」その2

居合は後の先。敵の害意を察知して、斬られる前に斬る護身術。居合の極意は鞘の内、つまりは抜かずして敵を制する。殺人剣ではなく活人剣であり、現代に居合を学ぶ意義は精神修養である。武士道を重んじるストイックな侍の心を学ぶのだ。 まったくその通りで…

無双直伝英信流 居合兵法 業名「信夫」

無双直伝英信流には、初伝に11本、中伝に10本、奥伝の居業に8本、立業に11本、番外4本、それらに加えて、太刀打之位という仕太刀と打太刀の2人で行う組太刀の型が7本ある。この7本は17代宗家のまとめだといわれていて、古流としては、これとは構成が異なる10…

死刑廃止を今こそ考えようなんて

なんてことが新聞の社説に書いてあって、世界ではー、とか、冤罪がー、とか、人権がー、とか書いてあるのだが、そこで責めても世間の人の心は動かないだろう。死刑廃止論者が気づかないのは、世間の人にとって、日本の刑罰が緩すぎるってことだ。人を殺して…

ついに、ワクチン1回目(モデルナ)打ってきた。

遅れてはいけないと思って会場にはかなり早く着いたのだが、とても空いていて、待たされることなく、着いた順番に受付をしてもらい、受付、問診、接種、15分の待機、済証発行、と一通り終わるのに30分程度の行程だった。何事もなくスムースに事が進む。看護…

映画 魔女見習いを探して

娘は、幼稚園くらいの頃「おジャ魔女どれみ」が好きで毎週欠かさず見ていた。付き合いで見ていたが、けっこうはまって、日曜の朝の楽しみになった。シリーズは主人公が3年生の時にはじまり、6年生の卒業式が最終回の話題だった。 映画は、放映20周年を記念し…

映画 コーヒーが冷めないうちに

有村架純さんを見たくてレンタル。小品ながら、なかなかの出来だった。いわゆるタイムスリップものだが、過去や未来に行って華々しい活劇を繰り広げる、なんてことはない。タイムスリップしたところで、行けるのは、その喫茶店の決まった席のみ。しかも、そ…

大学3年生 20歳のワクチン接種体験 1回目/モデルナ

大学での職域接種。 水曜日・初日:左肩に接種。症状は特に何もない。針で刺された痛みくらい。だそうだ。 木曜日・2日目:左腕が痛くなった。腕が上がらない。体側に腕をくっつけて、ひじから先を90度曲げるのがやっと。熱は出ない。痛いとはいってるが、動…

映画 るろうに剣心 最終章 The beginning

Finalは、ちょうど1か月前。映画館が、5月21日までの休館を経て、制限付きで営業を再開しだした頃だ。ラストにふさわしく、シリーズで馴染みの登場人物が総出演で全編アクションに次ぐアクション。まさに集大成、という作品だった。 その中で、ちらっと回想…

読書メモ 萩原健一とは「ショーケン 天才と狂気」青志社 2021年5月 大下英治

マカロニ刑事の殉職シーンに衝撃を受けて以来、ドラマ、映画、音楽をずっと追いかけていた。ファンとか憧れとかいうより、見続けなければならない課題のように感じていた。ショーケンの映画やステージを楽しめないような奴にはなりたくない、と思っていたよ…

常夏って、死語? 常春って、どこ?

今週のお題「住みたい場所」 若いころはストイックさを身につけたくて、激寒の北海道をひとりで旅していた。モデルは高倉健。若さってすばらしい。類似点などどこにもなくても気にならない。けど、それを知らしめてくれるのが「他者」だ。それこそが他者と交…

100均 ダイソーの500円 腕時計 3本まとめて使ってみた

ちょっと前の話になるが、カシオの1000円の腕時計が「チープカシオ」とか呼ばれて話題になったころ、ダイソーではさらに上を行く500円の腕時計が売られていた。とはいえ、100均での500円商品だから、「目が飛び出るほど高い」のだ。店の中では。 しかも、デ…

「ワイルド7」望月三起也  全48巻 一気読みしやがれ

今週のお題「一気読みした漫画」 1969年~1979年。少年キングに連載された漫画で、テレビドラマになった時はその主題歌がかっこよすぎた。が、ドラマ自体はあまり記憶がない。見ていたはずだが、それほどかっこよくなかったのかもしれない。 だいぶたってか…

読書メモ 本のエンドロール 安藤祐介 講談社文庫 2021年4月

作家や編集者が題材になったお仕事ドラマはよくあるが、本書はさらに裏方の印刷・製本に携わる人たちが主人公の物語である。印刷・製本というと、出版のプロセスでいうと最終局面で、締め切りぎりぎりになってようやく入稿した原稿を、無理を言って深夜まで…

ブラック校則と中村君の黒のビニジャン

ブラック校則という言葉がある。記憶に残っているのは、生まれつき髪の色が薄い女子生徒が髪を黒く染めろ、といわれたとかいう話。ぽかんとするくらいばかばかしいのだが、教師たちは大真面目だんだろう。 昔は中学になって男子は詰襟の、女子はセーラー服の…

占いと、パワーストーンと、身代わりで散った石

知人に勧められたのだった。占いをして、その人にあった石を選んでブレスレットにしてくれる。占いと石を合わせて3800円くらいだったか。値段については、そんなもんだろう、と思った。貴金属を愛でる趣味はないし、特に首にものをかけると激しく肩が凝るの…

読書メモ 紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 歌田年 宝島社 2020年

第18回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作である。なんと、本体の紙が8種類使われている。宝島社らしい遊び心だ。それぞれ厚みや見た目、インクの乗りなんかが微妙に違う。はずだ。わざわざそんな手のかかることをしているのだ。だけど、おーっ、本なん…

無料のはてなブログで Google Adsense 審査合格

ブログを始めるときに、どこのサービスを使うのがいいか、いろいろと調べてみて、アフェリエイトやGoogle Adsenseのことを知った。収益化を考えるなら、もう時代はyoutubeやSNSが主流になって久しいが、やはりそれらは双方向性が目玉なのだろうから、そのこ…

やいやいいう気はありませんが。大食い番組に、ユニセフのCM

若いころから食が細いので、たくさん食べられない、食べるのが遅い、というのは、長年のコンプレックスだった。だから大食い番組や早食い番組にはまったく興味がわかない。そんな私も、ここ数年は、ウエストが大きくなってズボンが履けなくなってくるにつれ…

読書メモ いろいろな優しさに出会える「そしてバトンは渡された」瀬尾まいこ 文春文庫 2020年9月

2019年の本屋大賞受賞作である。気にはなっていたが、主人公が女子高生で複雑な家庭環境で、というあたりで重いのかなぁ、と思って敬遠していた。 なんでもこの秋に映画化が予定されていると聞いて、さらに、石原さとみさんがキャスティングされていると知っ…

おばぁはん85歳。2回目のワクチン接種とささやかだが偉大な接遇

前回から3週間後。無事にワクチン接種を終えた。2回目は副反応が出る率が高いというので気にはしていたが、直後は元気で、第1回目より腫れも痛みもない、と大はしゃぎである。 接種会場では、注射の後、「きれいな白いシャツ着てはるから、血がにじんで服を…

そうめんは、夏のイベント

今週のお題「そうめん」 そうめんは好きです。夏はやっぱり!という感じ。でも、そうめんと冷やし中華は、外で食べると、ちょっと高い。やっぱりそうめんは家でお昼に食べることが多い。 そうめんには、水気を切って丸めて出す方法と、冷水に浸して出す方法…

ブログにログインできない(汗)の解決

しばらく途絶えてしまっていたので、久しぶりにブログを書こうと思って、ログインしたのにログインできない。パスワード間違えた?と思ってなんどかやりなおしたがNG.しかたなくタブレットの方で試したらログインできた。何が原因? 犯人はFirefoxでした。Fi…

田村正和さん、のこと。

追悼番組で「古畑任三郎」を久しぶりに観た。やはり面白かった。ストーリーはもちろん、文字で書かれたストーリーを、リアルに立体化させるのは俳優さんたちだ。そのどちらもが最高の形でマッチしたときに、伝説が生まれるのだろう。 田村正和さんといえば、…

読書メモ 『生かさず、殺さず』 久坂部羊 朝日新聞出版 2020年

これは小説のふりをしたノンフィクションですね(笑)著者は現役の医師です。上質なエンターテイメントの書き手であり、現代の医療に関するリアルで、かつ、重要な問題提起が含まれた作品が魅力です。 今、病院に入院している患者さんは高齢者がほとんど。そ…

おばぁはん85歳。ワクチン1回目の接種を無事に終える。

予約ができたワクチン接種の第一回目。集団接種で、会場は市内のホテルである。予約段階で回線パンク、接続に半日かかったのだから、当日もかなり警戒して早めに出発した。ホテルの駐車場は少し混んでいたが、なんとかスペースを確保して、予約時間の30分前…

カバー曲探索の楽しみ 「白いパラソル」曲:財津和夫 歌:松田聖子

今週のお題「おうち時間2021」 天気のいい連休の昼間にボーっとしていたら突然「白いパラソル」が降ってきたのだ。傘が飛んできたのではない。メロディがふっと思い出されて鼻歌をうたう、そんな感じである。突然ご機嫌で古い歌謡曲などうたいだすと家族は「…

 ステイホームで10年ぶりくらいに、ギターを引っ張り出す。

今週のお題「おうち時間2021」 5月の連休。雨も多かったので家にじっとしていて、ついに、タンスの上でホコリまみれになっていたギターを引っ張り出した。ケースにこびりついたホコリを払って、なぜかへばりついていた干からびたゴキブリの死骸に驚いたりし…