何年か前に、子供が乗っていた自転車のバンドブレーキのキーキー音に対して、ブレーキドラムに歯磨き粉を付けることで音を軽減させた、という経験をしている。 なので、今般、通勤用にホームセンターで買った格安のママチャリが、2ヶ月程度して少しキーキー…
肩の骨折の治療中でリュックが背負えなくなっている。 なので健側の肩にショルダーバックを掛けることが多くなった。 自転車に乗るときにもリュックではなくショルダーバッグを斜め掛けにしている。 で、先日ダイソーで、ショルダートートを見つけた。 ちょ…
オセロゲームのように、白一色になっていた盤面が、ひとつの駒が置かれたことで、パタパタと黒一色に変わる。さらにもうひとつの駒が置かれたとたん、今度は白一色に。 そんな感じの小説である。 面白い。 ミステリーではあるが血なまぐさい場面は一切ない。…
GIANTのクロスバイクに18年乗って、ついに買い換えたのがtern crest。ミニベロは初めてなので、迷って吟味して選び抜き、残りのチャリ散歩人生を共にまっとうする、と思っていたが、あわれ購入後1年と1ヶ月で「見えなかった」というドライバーさんが乗る車に…
入院するちょっと前から、頭髪ケアにいいといううわさを聞いて、亜鉛のサプリを飲んでいた。アサヒのディアナチュラは、サプリの中でもリーズナブルでうれしい。 入院して中断していたが、退院してしばらく後、ディアナチュラのシリーズに、カルシウム、ビタ…
腕が上がらないので、頭からかぶるシャツは着にくい。ワイシャツの類は、右腕を下げたまま袖を通して、そこから苦労して左腕を通す。やたら時間がかかるし、ちょっとした動作で右肩が痛む。そういえば病院で着ていた前開きの病衣は楽だったな、と思ってよく…
栄養士さんが考えたヘルシーな献立を日に3度。きっちりと定期的に食べて、間食もせず、甘いジュースも、もちろんお酒も飲まず。運動はしないけど、寝てばかりでもなく、椅子に座ったり、部屋の中を意識してうろうろしたり。そんな暮らしを10日間ほどして退院…
救急外来での処置が終わって帰宅してからずっと、三角巾で腕を吊っている。入院中は寝ているときもつけていた。術直後は、やはり痛くて、折れた骨が痛いのか、折れた骨の周辺が炎症を起こして痛いのかよくわからないが、痛かった。悶絶してのたうち回る、と…
便通が良くなる。 痛み止めと、それによる胃の荒れを防ぐ胃薬と。整形外科ではお馴染みのセットらしい。それを朝昼晩と飲んでいる。 だからかどうか、軟便気味で、下痢症で、通勤途中の駅のトイレで悶絶しながら個室が空くのを待つ、という経験には事欠かな…
今週のお題「名作」 どちらも学生時代に京都で観た。「駅」は、封切館ではなく、館長が選ぶ3本立てを格安で上映している名画館だった。寒い時期に、雪の光景が印象的な映画を3本セレクトしたうちの1本だった。ほかの2本は忘れてしまった。 この映画の衝撃は…
怖かった全身麻酔。経験者に聞けばたいていは、眠っている間に終わるよ、という。結論から言えば、まさに眠っている間に終わった。 OP室に入り、お前はだれで、何の手術を受けるのか、と聞かれ、それに答えていたら、体にモニター類がつけられた。そのとたん…
手術日は週に2日。そこが決まればその2日前に入院して各種検査を受ける。月曜に受診して、金曜日の手術が決まる。2日前なので、水曜日から入院。手術の準備のために、血液検査、尿検査、心電図、CT撮影などいろいろな検査を受けます。血圧が180とか、普段と…
交通事故です。チャリ散歩の帰り道、車に追突されました。救急搬送先でレントゲンを取ったとこら、右鎖骨遠位部骨折でした。鎖骨の腕側は、肩甲骨と連動してよく動く場所なので、保存療法は適さない、とのことで手術になるようです。 骨がくっつくまで鎖骨を…
珍しいことなのだが、街に出てから時間をつぶす必要があって、近くの映画館で今から見れる映画はないかとスマホで探して選んだのが「哀れなるものたち」(原題:Poor Things)だった。宣伝文を読んでいるとなかなかの奇作・怪作のようなので、興味本位であり…
すらすらと読める。テーマはとても重いのだが。 頚損患者への治療やリハビリのシーンがあるが、かなり正確な描写がされれているようだ。 フィクションのストーリーの中に、ニュースで見聞きして記憶にある現実の出来事が時折挿入されていて、実はこの物語の…
元旦にびっくりして、七草粥の後にひどい風邪をひいて、そのあたりからずっと、いまだに耳鳴りがやまなくて、こりゃあどうしたと思っていたら、もう節分やと。 さて、 40年も前の話である。 社会人になってすぐのころ、夜間のシナリオライター養成学校に通っ…
尾上縫をモデルにしたミステリである。が、全編、バブル経済の頃の世相がさまざまに描かれていく。当時の様子を振り返りながら、なるほど、こんなことだったか、と今更ながらに、あぶく銭に踊らされた人々の心情を考える。 本書は、フィクションである。だが…
「どうする家康」の最終回、茶々の最期の独白のシーンは凄かった。この俳優さんが、こういう演技ができる人だとは思わなかった。というか、こういう演技をする仕事が来なかっただけだろう。キャスティングした人のファインプレイだと思う。 前半は、茶々の母…
今週のお題「餅」 餅の食べ方っていろいろあるんですかね。 雑煮って日本中にいろんなパターンがあるっていうのは聞きます。 うちは大阪の南部の田舎ですが、京都風の白みそ雑煮です。大根、金時人参、ゴボウ、サトイモ、など具材も決まっています。正直、め…
大人の童話のような読後感だった。 都会の中に隠れるようにある小さな森の奥の小さな喫茶店。 喫茶店はおひとりさま専用だという。 一風変わったマスターが作る、一風変わった料理が、訪れた客の心を癒やす。 複雑な話ではないが、誰もが多かれ少なかれ、共…
うろ覚えなのだが、国語教育の題材が、詩や小説などの文学作品から、契約書などの実用文書に変わるというので、反対する人が元気よく発言しているのをネットで見た気がする。 その後どうなったんだろう。 情緒的には、なんだか寂しいというか色気のない話だ…
縁があって、築地にある包丁屋さんを訪ねた。 人通りが多い中、狭い路地を、人をかき分けるように歩く。 魚屋さんやお寿司屋さんが並ぶ中に、その包丁屋さんはある。 間口が狭くて奥に細長いお店の中は、大柄な外国人観光客でひしめいている。 本来は、本職…
古い腕時計である。実家のたんすの引き出しに放置されていた。亡くなった父親が使っていたものだ。 腕時計に興味はない。Daisoで500円の時計を買って、それで十分だと思っている。 安いものを身に付けるのは、失くしたり、傷をつけたりすることに配慮する必…
帯の文句は 『貌の女性判事と謎多き殺人鬼 恋で終われば、この悲劇は起きなかった』 初読の作家さん。読み方がわからない。いちしずく?ひとしずく? 漫画家とか、ラノベ作家のような名前だけど、重い深いお話です。 哀しい、せつない、そんな感情が喚起され…
設定を、戦後の日本にした時点で、勝ってます。 ゴジラのビジュアル、怖いです。 シン・ゴジラ のゴジラは、かっこいい、という印象でしたが 今回のは怖いです。 なんかもう、何かのメタファーとかではなく、ただのケモノでした。 キャスティング、少しマッ…
さぁ、かれこれ50年近く前のことだから、古い話で恐縮です。 小学校5年・6年の担任だった先生は、痩せていて、国語の教科書に写真が載ってる太宰治のような風貌で、疲れてきたら理科室にあるぶどう糖をなめたり、フナの解剖実験のあとで、解剖したフナを刺身…
少年漫画の王道のような、正義、勇気、絆、愛、友情、努力、勝利、のあらゆる要素を1本の映画にぶちこみ、アクションシーンは荒唐無稽だが、見せ方が達者で迫力満点、しかも要所要所で過剰なくらいに歌って踊るので、3時間かかるのもうなづける。これ、普通…
うちに来てから5か月。生後7か月のマルチーズ(女子)が、先週の土曜日の朝、突然4時にわんわん吠えだした。いわゆる要求吠えだ。うちは朝が早いのだが、それでも5時までは誰も起きないので静かだった。さすがに4時に鳴かれたら、近所迷惑もはなはだしい…
興味本位で殺陣を習いに行ったら、初心者にも関わらず発表会に参加させられた。させられた、というと不穏だが、感覚的にはそんな感じだった。まだ2~3回稽古に出ただけですけど…。 居合の世界でいう演武会だが、そこは殺陣なので、殺陣だけでなく寸劇ありお…
我が子息は長年体操をやっていて、小柄だが、宙返りやアクロバットもできる。見てくれは美男子ではないが、愛嬌のある顔をしている。と親は思っている。その彼も、体操部のない高校に入学することになり、引退を余儀なくされた。 なんとなく寂しそうなので、…