時速20キロの風

日々雑感・自転車散歩・読書・映画・変わったところで居合術など。

居合

居合 無双直伝英信流 受流(うけながし)の手の内の妙技

英信流には、初伝にも奥伝にも、太刀打ちの位にも、この受流という業がラインナップされている。同様に脛囲いという業も、名称は違えど複数ラインナップされているので、これらの業には居合術として、応用範囲が広い、貴重な技術が内包されているのではない…

居合 左手の働き

居合は左手で抜けと言われる。初心の頃は、左手で鞘をつかみ、右手で柄を握り締め、力任せに引っこ抜く、という形になりやすい。そうやって引っこ抜いても、筋力自慢であれば、ブォーンと風切り音を立てて刀は走る。 が、それでは業(わざ)にはならない。単…

ある居合道家の煩悶

私の知人は、某連盟所属道場で10数年稽古に励み、練士に昇段された。現在は、勤めを定年され、連盟の道場を卒業し、フリーの立場で同志と共に稽古に励んでおられる。ここ数年は、家に居ることが多くなり、暇に任せてネットを検索していろいろな居合を見分さ…

居合道 脱藩浪人のつぶやき

華道、茶道、書道、とかく道のつくものにはお金がかかるという。いやいや、どの道にかかわらず、大人の趣味にはお金がかかる、ものなのだそうだ。 居合道はどうか。私が所属していた道場は、某居合道連盟に加入していた。 さて、連盟である。道場に参加して…

居合 試し斬り

畳表を丸めて水に浸したものを本身の刀で斬ります。刃筋が通れば、力を入れずにさっと振るだけでスパーンと抵抗なく切れてしまいます。切り口もきれいです。刃筋が通らなければ、どすっと刃が畳に食い込むだけだったり、斬り落とせても切り口がささくれ立っ…

無双直伝英信流 居合兵法 業名「信夫」その2

居合は後の先。敵の害意を察知して、斬られる前に斬る護身術。居合の極意は鞘の内、つまりは抜かずして敵を制する。殺人剣ではなく活人剣であり、現代に居合を学ぶ意義は精神修養である。武士道を重んじるストイックな侍の心を学ぶのだ。 まったくその通りで…

無双直伝英信流 居合兵法 業名「信夫」

無双直伝英信流には、初伝に11本、中伝に10本、奥伝の居業に8本、立業に11本、番外4本、それらに加えて、太刀打之位という仕太刀と打太刀の2人で行う組太刀の型が7本ある。この7本は17代宗家のまとめだといわれていて、古流としては、これとは構成が異なる10…

無双直伝英信流 中伝 「浮雲」が左足の外側に斬り下ろす理由

「浮雲」ほど動作の意味がわからない型はない。と個人的に思う。立膝で横一列に並んで座っている状態で、一人挟んでその隣の人物が、刀の柄を取りに来たので、立ち上がってそれを避け、邪魔になるので隣に座っている人物を柄で追い払い、柄を取りに来た人を…

居合術で肩こり対策

刀を左腰に差して右手で抜こうとすると、これが実は抜けないのだ。だから鞘引きを行う。鞘引きとは、左手で鞘をつかんで後ろに引く行為をいう。右手で抜きながら、左手で鞘を後ろに引くことで、長い刀をすらりと抜くことができる。 立合いの場合はこれでいい…

「土下座~」からいきなり斬りつけるって、そんなんあり?な居合の話

無双直伝英信流 奥伝立業の最後の業「暇乞(いとまごい)」 奥伝立業の部の最後に入っているのだが、正座から始まる。 暇乞いなので、お別れのあいさつであって、「詫びろ!詫びろ!詫びろ!」からの土下座ではないが、正座して手をついて頭を下げるという動…

「運動不足」に、お部屋で日本刀を振ってみません? 居合のススメ

今週のお題「運動不足」 日本刀を振ってみませんか?と書いてみたものの,おススメしている当の本人が、緊急事態宣言以降、もう長らく稽古にもいっていないので、どうにも説得力がない。しかも、居合を始めた動機が、基本的に一人で行う型稽古で、面積として…

デニム着物で快適ステイホーム

宣伝くさいタイトルをつけてしまった。が、本当にわりとおすすめなので、そうなった。 さて、僕が居合をはじめて身についたもののひとつに「和服を知ったこと」と「古着に抵抗なくなったこと」がある。 何の関係があるのか、というと、実は大ありで、連盟に…

コロナ時代なので、居合道をおススメします。

剣道など武道の試合や稽古において、気合や発声は大事な要素であるのだが、コロナの影響でそれらが禁止されているケースがあるという。なるほど、それまで発声を必須としていた稽古で急に声を出すなと言われたら、なかなかに戸惑うだろうし、剣道の試合など…