時速20キロの風

日々雑感・自転車散歩・読書・映画・変わったところで居合術など。

2020-01-01から1年間の記事一覧

「好きなおやつ」ですが、主食だったときも。かっぱえびせん

今週のお題「好きなおやつ」 下宿生だったころ、これと牛乳で、一食分を賄っていたことがある。塩分、でんぷん、たんぱく質、カルシウム、油がまとめて摂れるので、栄養的にはOKということにしていた。もちろん毎日ではないが、「たびたび」くらいには世話に…

100均グッズで、超ずぼらな靴底修理をしてみた。

通勤用の革靴なのだが、ゴムやウレタンの底がすり減って、雨の日、つるつるのタイルの上を歩くと、見事にすべってしまう。つるつるのタイルは、最寄り駅の改札前に使われているので、そんなところで転倒でもしたらみっともない。ということで、修理すること…

祖父と行った、らしい、西国三十三か所巡り

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」 祖父は明治39年生まれかな。平成7年に89歳で亡くなっている。満かかぞえかわからない。痩せて小さくて、無口でおとなしいお爺さんだったが、お酒が好きだったそうで、仲間との旅行の写真では一升瓶を抱えて映って…

自転車散歩 去り行く季節を惜しんで。二色の浜

好天。最高気温28℃の予報。なので海を見に行くことにした。コンクリートで囲まれた海ではなく、波があって磯の香りのする海に。 というわけで、今日のチャリ散歩は二色の浜を目指す。もう何度か行っている。ぶらぶらと散歩気分で走って1時間半くらいの行程だ…

おばぁはん 84歳。ついに登場す。

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」 おばぁはん84歳。私の母であるが、ここは私の娘の視点で、おばぁはんと呼ばせていただこう。 近親者の行動で、あきれたり、笑ったり、困ったりするキャラは、だいたい、マルかおばぁはんである。 おばぁはんはいつ…

「旅行の友」をぱらっとひとふり

今週のお題「ごはんのお供」 ごはんの供、と聞いて印象に強いのは、ふりかけの「旅行の友」である。田中食品という広島の会社が作っている。最初の出会いが、記憶は定かではないが、小学校低学年くらいであったと思う。祖父の家に泊まっているときに食卓に置…

自転車散歩 大泉緑地の緑と風を楽しむ

この広大な緑地は周回路だけでなく、園内にも複数の小道があって複雑だ。もう何度も来ている場所なのだが、まだそれぞれの道を覚えきれてない。ここもコロナの影響でバーベキューが禁止されていて、それがとても快適なのだ。コロナが収束しても、バーベキュ…

襲来(上・下)帚木蓬生 講談社文庫

上巻を読んでいると思っていた。だから上巻のラストを読んで、この後に下巻があるということは、下巻は第2幕として新たにスタートするのかと思っていた。で、読了して書皮を外したら下巻だった。 え、ということは下巻から読んでしまったのか!と思ったけど…

太陽にほえろ! 13日金曜日 ボン最期の日

俳優の宮内淳さんの訃報を知った。宮内淳さんといえば、僕にとっては、太陽にほえろ!のボンだ。 マカロニ、ジーパンという不良っぽい新人刑事が、型破りな捜査と壮絶な殉職で強烈な印象を残したことで、人気を不動のものとした「太陽にほえろ!」は、ジーパ…

読書メモ アイドルやめました。 大木亜希子 宝島社

著者は、AKB48グループの中のSDN48でアイドルをしていた。今は、フリーのライターとして活動している。本書は、そんな著者が、自身と同様にAKBグループを辞めたメンバーのその後についてまとめたドキュメントである。 2011年にAKB48は「フライングゲット」で…

自転車散歩 なぎさ公園からの汐見公園 泉大津

何事もなく8月も終わる。夏の定番として今年も8月の夏の海を見ておきたいのだが、車を使った遠出ははばかられる空気があり、かといってチャリで二色の浜やりんくうまで行くと、また熱中症になるのも面倒なので、その手前の泉大津あたりで海が見える公園はな…

フェスティバルホールで中島みゆきを聞く

何で知ったのか忘れてしまったが、コロナでコンサートが中止になり、代わりに劇場版特別上映会を行うのだそうだ。要はコンサートDVDをフェスティバルホールで鑑賞するのである。1階指定席2600円。フェスティバルホールは長くこの地に住んでいながら行ったこ…

デニム着物で快適ステイホーム

宣伝くさいタイトルをつけてしまった。が、本当にわりとおすすめなので、そうなった。 さて、僕が居合をはじめて身についたもののひとつに「和服を知ったこと」と「古着に抵抗なくなったこと」がある。 何の関係があるのか、というと、実は大ありで、連盟に…

映画 コンフィデンスマンJP

コロナ鬱を解消しようと、久しぶりに映画館に行った。何も考えずに笑ってられそうな映画、ということで「コンフィデンスマンJP-プリンセス編ー」にした。 久しぶりに行った映画館は、平日の昼間だったが結構混んでいた。 映画館の中は、密を避けるべく、席…

続・不思議な話

霊感の強い知人の先輩という方が、さらに輪をかけて霊感が強いんだそうで。 知人がある日、先輩に自宅に招かれましたが、その前に長いお付き合いの友人のお見舞いにいったんだそうです。その友人は、長く患っていて、終末期に差し掛かっていましたが、お見舞…

不思議な話―ホテル編

今週のお題「怖い話」 仕事で他府県から大阪にお招きする女性の方。大阪駅近接のホテルに泊まっていただいたのだが、「部屋の壁がチカチカした。次から部屋を変えてほしい」とのこと。ホテルに確認すると、特に変わった調度でも壁紙でもないのだが、お客様が…

マル、ついに出禁になる。

パピヨンという犬種でもう15歳になるから立派な老犬だ。しかし、気まぐれで、懐かず、噛み癖があって、家族は一通り噛まれた経験を持つ。犬よりも猫の気性で、犬を飼っているらしい喜びを感じたことがない。うっかり触ると噛みつかれるので近くに寄れない。 …

自転車散歩 「浜寺公園」

公園の反対側の川縁の遊歩道には人気がない。35度を超える炎天下、川に向いた木陰のベンチで水分補給していると、川を渡る風が心地よい。時折、木の葉を強めに揺らす風が身体を冷ましてくれるのがごちそうだ。 なのに、さっきから麦わら帽子のおっさんがママ…

1983 夏 「ユートピア」 松田聖子

今週のお題「夏うた」 「ユートピア」松田聖子 1983.6 1983年といえば、もう真っ盛りだ。日本中真っ盛りだった。真っ盛りの夏のアルバムだ。 なんといってもジャケットの写真が秀逸だ。夜、青い水の中、濡れ髪、憂いの瞳、そこまでは何とか耐えられる。しか…

賛否 両論・複論 

投手交代で野手を登板させて賛否両論。原監督の件。 良い悪い、好き嫌いの2択ではなく、多視点で見てみるとどうだろう。 監督:長いシーズン。優勝するのが目的なのだ。そのための戦術だ。 OB1:伝統のあるわが球団が、そのような品のない作戦をとるべきで…

夏まで続くコロナ禍に戸惑う。きっと何かが近づいてきそうな気がする。

他府県の人から「勤務先から大阪出張が禁止されまして」とご連絡。ならばこちらから出向きましょうか、というと「大阪の人と会うことも禁止されていまして」とのこと。 この時代、オンラインでもミーティングはできるし、あっという間にそのことが当たり前の…

読書メモ 死の淵を見た男 門田隆将 PHP研究所

想像を絶する巨大津波が原子力発電所を襲った。予測すらしなかった全電源喪失。メルトダウンは防げるのか。守るべき故郷のため、家族のため、仲間のため、名もなき男たちの命がけの闘いが始まる。 と書けば、ハリウッドの大作映画の宣伝のようだ。つまらない…

コロナ時代なので、居合道をおススメします。

剣道など武道の試合や稽古において、気合や発声は大事な要素であるのだが、コロナの影響でそれらが禁止されているケースがあるという。なるほど、それまで発声を必須としていた稽古で急に声を出すなと言われたら、なかなかに戸惑うだろうし、剣道の試合など…

COVID-19 お前はいったい、何がしたいんや。

なんと8月になってしまった。花見もせず、GWもイベント自粛。祇園祭も、天神祭もなく、雨の中、7月が終わった。2月末まではなんとかなってた。そして夏にはなんとかなると思っていた。しかしなんともならなかった。 桜が満開になっていたが、満開の桜を見て…

映画 空母いぶき をちょっと前に見た。

映画 空母いぶき ちょっと前にDVDで見た映画です。 公開当初、いろいろと左右の論客が盛り上がったようですが、映画はいわゆる戦争映画で、見どころもいわゆる戦争映画だった。原作の敵国である中国を架空の国に変えた時点で、いろいろ大変だったのだろうと…

ダイソーで、300円のマイク付き高音質イヤホンを買ってみたのだが

雨があがったので、散歩がてらチャリで走っていたら、昨年の晩夏に値引きされていたので購入した畳生地の草履の鼻緒がいきなり切れた。いくら安もんをさらに値引きで買ったからって、今時、鼻緒が切れるて、時代劇やないで。 ちょうどダイソーの近くだったの…

読書メモ アウトゼア 未解決事件ファイルの迷宮 前川裕 光文社文庫

10数年ぶり?に、通勤電車の中で文庫本に読みふけって、降りる駅を乗り過ごしてしまった。 文庫本の書名は「アウトゼア 未解決事件ファイルの迷宮」前川裕著 光文社文庫のオリジナルだそうだ。作者は元新聞記者だそうで、たしかに文体も新聞記事っぽく、余分…

読書メモ 「歩く江戸の旅人たちースポーツ史から見た「お伊勢参り」谷釜尋徳

「歩く江戸の旅人たち」―スポーツ史から見た「お伊勢参り」谷釜尋徳 晃洋書房 2020.3.30 サブタイトルは本書の一部しか体現していない気はするが、この長距離を、本当に歩いていたのだろうか、どうやって歩いていたのだろうか、実は生きて帰る率が限られた…

内田裕也 さらば愛しき女よ

CD 内田裕也 さらば愛しき女よ 1982年にリリースされた。当時はLPレコードだったが、2013年にデジタル・リマスタリング版がCDで発売された。 内田裕也、ジョー山中、松田優作、萩原健一、このあたりの面々は、厄介な不良だが筋の通ったかっこいい兄貴たちだ…

読書メモ まほり 高田大介

まほり 高田大介 2019.10.2初版 KADOKAWA 新聞の書評でなんとなく興味を持って手に入れた。伝奇小説というのだろうか、人里離れた集落の奇習・因習の気配はぞくぞくする不気味さを醸し出していて引き込まれた。 途中の民俗学の学術的な解説に面食らい、学者…