時速20キロの風

日々雑感・自転車散歩・読書・映画・変わったところで居合術など。

全身麻酔を体験する

 怖かった全身麻酔。経験者に聞けばたいていは、眠っている間に終わるよ、という。
結論から言えば、まさに眠っている間に終わった。
 OP室に入り、お前はだれで、何の手術を受けるのか、と聞かれ、それに答えていたら、体にモニター類がつけられた。そのとたんに、テレビの医療ドラマの手術室のシーンでよく聞くような、ピッピッピ、みたいなモニターの音が聞こえだして「おー、テレビみたいやん」とか思っていたら、では麻酔入れますね、15秒くらいで効いてきますよ、と言われ、手術前からつけられていた点滴のルートに麻酔薬が注入され、針の刺さっている左ひじの血管に冷たいものが流れてきた感触があり、その後は、何も感じなく覚えてもいない。そして眠りから目が覚めた、という感覚もなく、いきなり覚醒していた。看護師さんに話しかけられて、何か答えて、では病室に帰りましょ、とベッドに寝たまま病室に運ばれた。
 病室で酸素マスクをつけられ、左足に圧がかかったりゆるんだりする装置をつけられ、点滴から痛み止め?抗生剤?を入れられた。術前に、入るかも、といわれていた導尿カテーテルは、入っていなかった。
 それが夕方くらいだろうか。看護師さんが入れ代わり立ち代わり病室に来ていろいろとチェックをしたりしてくれた。その日は朝食後から絶飲食だったので、確か夜の8時に軽食が出た。その頃には酸素マスクも、足のマッサージ機みたいなのも外されていたと思う。軽食は、食パンと牛乳とフルーツ、だったような気がする。
 全身麻酔で怖かったのは、術後せん妄だ。一時的に錯乱してしまうので、うっかり何をいうか、するかわからない。そういう事例は耳にしていたので、家族にも術後は寝てるだけなので見舞いに来なくていいよ、といっていた。看護師さんに聞くと、静かに寝ていたそうだけど。自分ではわからない。

 今回は、
 ※個人的な感想です、なぜか記憶が曖昧です。医学的なエビデンスに関しては不明です。