時速20キロの風

日々雑感・自転車散歩・読書・映画・変わったところで居合術など。

賛否 両論・複論 

投手交代で野手を登板させて賛否両論。原監督の件。

良い悪い、好き嫌いの2択ではなく、多視点で見てみるとどうだろう。

監督:長いシーズン。優勝するのが目的なのだ。そのための戦術だ。

OB1:伝統のあるわが球団が、そのような品のない作戦をとるべきではない。OBとしての誇りが傷つく。

OB2:素晴らしい作戦だ。これは長い球団史の中でも有能な監督しかなしえなかった采配だ。

観客1:チームは大敗だったが、面白いものを見れてよかった。

観客2:抽選でチケットを取って楽しみにしてきた。大敗だったが、奇跡の逆転を信じてゲームセットまで応援していた。監督が先に試合を捨ててしまったようで寂しかった。

観客3:珍しく大勝していたのに、試合放棄みたいなまねされてあまりにも不愉快だ。

観客4:え、そうなん?久しぶりに盛り上がって興奮してたんで知らんかった。野手やったん?なんかすごいね、知らんけど。

傍観者1:これ、野手を出して、アウトも取れず滅多打ちされてさらに点を取られ、結局中継ぎ投手を出す羽目になったら監督はぼろくそにいわれただろうな。さすがに擁護する人もいなかっただろう。そう思えばずいぶんとリスキーな采配だ。

選手:あいつが打たれて試合が伸びなくてよかった。こんな日は早く帰りてぇ。

 

その後、最下位中日に連敗。