時速20キロの風

日々雑感・自転車散歩・読書・映画・変わったところで居合術など。

こらこら、大阪人をオチにすな!

 夜のニュースショーを観ていたら、眞子様のご結婚のニュースを取り上げていて、ひとしきりの解説の後、お約束の、「街の人の声」の映像を流していた。若い人もそうでない人も、マイクを向けられて、それぞれ真面目に自身の感想を語っていた。何組か、そのような発言風景を映した後、関西弁の若いお姉さんの2人組が映って、そのうちのひとりが「自分の人生なんやから、自分がやりたいようにやったらええと思うなぁ、知らんけど」的なことをいって、横にいた友人にどつかれたところで「街の人の声」のコーナーが終わった。

 おーい。オチに使われとるやないかい。そもそも東京のどっかでロケしてるんやろうに、なんで都合よくべたべたの大阪弁のお姉ちゃんが現れて、ご期待通りのことをいうんやろう。「すいません-ん、インタビューしてるんですが、面白いこと言える関西出身の方いますか?」とか呼びかけてるのだろうか?

 まぁ、ええけど。

 

※お姉さんのセリフは正確に記憶できたわけではないので、そんな風なことを言った、ということで。

 

 けどSNSとか見ていると、同一人物と思われる人が、あるインタビューではOLさんとして、また、あるインタビューでは女子大生として、向けられたマイクに応えている画像(テレビ画面をキャプチャーしたもの)を挙げていたりして、やらせ、というのか、仕込みというのか、そういう演出が当たり前に行われているテレビの裏側みたいなのを暴露したりしている。

 そういう意図の番組だと標ぼうしていればいいが、ニュースや報道を名乗るなら、視聴者としては「そこまでしてくれんでええで、あんたらが思うほど、こっちもアホちゃんねんで」といいたくもなる。