時速20キロの風

日々雑感・自転車散歩・読書・映画・変わったところで居合術など。

「遠くを意識した中近」レンズで強近眼で老眼だけど眼鏡1本で快適に!

使っていた遠近両用の眼鏡は、遠くはよく見えるのだが近くが見にくい。

購入時にはもうちょっと近くも見えていたはずだが…。老眼が進んだのかもしれない。

電車の中でスマホを見たり本を読むときは、遠近鏡をはずして手で持っている。

遠近鏡をかけていると、仕事でパソコンの画面は見えるが、そのまま目を手元の書類に落とすと書類の文字が見えない。

だから、0.6くらいの弱い近眼鏡にかけかえて書類チェックをする。ふと顔を上げるが、そのままだと壁の時計が見えないので、遠近鏡にかけかえる。うっかり弱い近眼鏡のまま事務所の外に出ると、向こうからやってくる人の顔が見えない。遠近鏡は机に置いたまま出てきたので、不便この上ない。

 みたいなことを、まぁ、歳だからそんなもんかと思いながら、この1年ほど続けていたのだが、さすがに面倒になってきた。それであちこちの眼鏡屋のサイトを見比べていて、眼鏡市場のストレスフリー遠近というPRに出会った。

 

 眼鏡市場の店頭で、今の眼鏡の不自由を伝え、検眼したところ、不自由を感じていた今の遠近鏡も、レンズの度数としては間違ってはいないということだ。対応していただいたのは店長だったが「度数はあってますが、選んだレンズが日常とは合ってなかったということでしょう」とのこと。

 そこで提案されたのが、「遠くを意識した中近」というレンズである。

通常の近眼鏡以外に、遠近、中近、近近、というレンズがあるのは知っていたが、中近を選ぶと室内は快適でも外出の際には遠くが見やすい眼鏡を持ち歩いて適宜かけかえないといけないのだろうから、帯に短したすきに長し、ってやつだな、と思っていたが、この「遠くを意識した中近」で、そこが解消されてしまった。

 遠くの視力は、両目で1.0くらい。車の運転するには、元の遠くがよく見える遠近鏡を使った方がいいが、普段運転をあまりしないのなら、ほとんど「遠くを意識した中近」で過ごせるだろうということだった。

 少し迷ったが、その提案に従って大正解だった。今は1本の眼鏡でパソコンの画面を見て、手元の書類をチェックし、壁の時計を見て、廊下ですれ違う人にあいさつし、外に出てランチに入った店で手元のメニューと壁の「本日のおすすめ」の貼り紙を見比べ、遠くの店員さんに手を振ってオーダーをとってもらう、ということが不自由なくできるようになった。しかも1.76の超薄型レンズでも追加価格はなし。

 と、かなり宣伝めいてしまったが、これは個人的に、日常の不自由が実感として解消した体験だったので書いておきたいなと思った。もう1本、チャリ散歩用に、色付きのを買おうかなと思っている。

 

レンズ | 眼鏡市場(メガネ・めがね)