今週のお題「何して遊ぶ?」
強烈な印象を残したパピヨンのマルが亡くなって4ヶ月。
リビングには大量の写真と遺骨が飾られていて、いまだに話題にならない日はない。
そんなある日、内田裕也氏の生涯を綴ったドキュメント番組をみたのだが、そうか、マルはこういうタイプだったんだな、と思い至った。そうなのだ、彼は裕也さんのように、変人といわれるレベルの筋金入りのロックンローラーだったのだ。誰になんといわれようと自分を貫く。飼い主だって例外じゃない。気に入らなけりゃ、噛みつくぜ!
かっこええやないかマル。シェキナベイベーやないかマル。泣かせてくれるぜマル。
そんな中、ついに我が家に2代目がやってきた。今度はマルチーズの女の子である。
白くてふわふわもこもこしていて、甘えてすり寄ってくる。抱っこしても、撫でまくっても、嫌がるどころか大喜びしている。
先代が硬派のロックンローラーなら、2代目はあざといアイドルちゃんだ。
この差は大きい。
家族全員「これが犬か!これが犬を飼うってことなのか!」とその差に驚嘆すると同時に、18年ぶりに、ようやく「犬」を飼えたことの喜びに浸った。
さて、このアイドルちゃんが来てからは、マルは「先代」と呼ばれるようになり、大御所としてのランクが2つくらい上がった。そして、「先代」の話題は、以前よりもさらに増えてきた。その話題の多くは、彼へのリスペクトにあふれている。
今年のGWは家族そろって、新参者のアイドルちゃんに振り回されて過ごすことになる。