時速20キロの風

日々雑感・自転車散歩・読書・映画・変わったところで居合術など。

LONDON DRY GINにはまる。

お題「#買って良かった2020

 「ギムレットには早すぎる」

 今年の夏、内田裕也氏のアルバム「さらば愛しき女よ」をタワーレコードのお取り寄せで購入した。かつてカセットテープ時代によく聞いていたアルバムで、自分の中でもはや幻と化していた楽曲に20年ぶりに再会できてよろこんだ話は今年の7月25日のブログに書いた。

 で、その勢いでギムレットを飲んでみたくなってネットでレシピを調べてみた。

 DRY GINは癖がないGORDON'sを選び、ライムジュースはそこいらのスーパーで見つけられず、成城石井でようやく見つけたシシリア産の100%を購入。シェイカーの代わりに100均で蓋つきボトルの小さいのを手に入れた。ジンとライムの容量をきちんとはかって蓋つきボトルに入れシャカシャカ振った。シロップがなかったが、甘いお酒は好みではないので使わず、カクテルグラスはないので北一硝子のぐい飲みに注ぐ。アルコール度数きついし、シロップがないからか酸味強いし、でも気分である。十分に堪能した。

 自家製のギムレットを飲み、裕也さんのけだるい歌声に浸りながら、いつかどこかのバーで本物のギムレットを!と誓ったりした。その頃は、9月頃になればコロナも納まると思っていた。

 

 GINについてもいろいろ調べてみたが、手ごろな価格で手に入るBEEFEATERかGORDON’sの2種類に落ち着いた。BEEFEATERの方が、柑橘の香りが強い。松田優作がアルバムHARDEST DAYの中で歌っていたギルビージンはさらに廉価だったが、原材料に香料と書かれていたので敬遠した。またそれまで意識したことがなかったのだが、スーパーのお酒のコーナーでいろんな種類のGINを見ていたらトニックウォーターが売られているのを見つけて、その後はジントニックばかり飲んでいた。トニックウォーターを切らせたら、なにか冷蔵庫にある飲み物で割ってみる。

 というわけでこの夏から、いつものERALY TIMESに代わってDRY GINが酒棚に居座っている。