2021年の本屋大賞2位ということで、今春文庫に入って気になっていた。
図書館にオーダーして、読んでみて、とてもよかったので文庫を買った。
どう良かったのか、というと、しばらくしてからまた読みたくなる気がしたからだ。
サスペンスやミステリーでは、どんなにエキサイトした秀作でも、2回読むことができない私であるが、この本は、これはもう1回読みたくなる、と思って、すぐに本屋に行った。文庫は全体にセロハンで包まれていて、立ち読みができなくなっている。そのまま買って帰って、セロハンを開けてみたら、名刺大のカードが挟まっていて、著者直筆のコメントが印刷されていた。だからセロハンで包まれてたのか。
ちょっと得した気分である。
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