100均の材料で、手作り 革紐ブレスレット を作ってみた
還暦なので、赤い色を身につけていると魔除けになる、と聞いた。ホンマかウソか知らんけど。
刀の下げ緒を赤くして、お祝いにもらった赤い靴下と赤いパンツを愛用してるけど、何かもう一品欲しい。
身につける、というところから、アクセサリーの類を何か、と思ったが、首にひもやチェーンをかけると異様に肩が凝るたちなので、腕輪にしようかと思う。一時よく天然石の数珠みたいなブレスレットをしていたので抵抗はない。ただし、キンキラしたものや、いかにも、なものではなく、さりげなく、めだたなく、赤い色を身につけたい。
というわけで、赤い革ひもを使ったブレスレットを作ってみることにした。
仕事帰りに手芸屋によって、赤い革ひもを探す。ちょうど良い太さの丸紐がなかったので、3mm幅の平紐にする。購入は1mからになるので、1m切ってもらう。540円くらいだ。手芸屋では、他にマグネットクラスプを購入する。着脱がしにくいと、使わなくなるので着脱が手軽なマグネットがいい。レース留め具と丸カンは100均のセリアで購入した。
で、レース留め具の幅は12mm。3mmの紐を3本で9㎜。それぞれ1.5mm分間隔を開けて留める。間隔は目分量だ。指先が不器用なので、そこはこだわらないようにしたが、割とうまくいった。
紐は3本ある。まっすぐでも愛想がないので、三つ編みを2回。ゆーったりと編んでおく。紐が程よく交差して見た目が面白い。その状態で、レース留め具で、もう一方を留める。こちらも目分量で1.5mmほど間隔を開ける。後は、レース留め具とマグネットクラスプを小さい丸カンでつないでできあがり。セリアでラジオペンチも買っておいて正解だった。
還暦をきっかけにした身につける赤いもの集めもこれで一段落。寒さが緩んで来たら、真っ赤なTシャツを買おう。で、夏が来たら、赤ベースの原色アロハ(これは持っている)で、出歩こう。赤いアロハも、ここのところ気後れしてタンスの肥やしになっていたが、還暦なので、ここはひとつ、赤い色を、堂々と、嬉しがって着て歩きたい。