時速20キロの風

日々雑感・自転車散歩・読書・映画・変わったところで居合術など。

映画 最強殺し屋伝説 国岡(2021年 日本)観ていろいろ驚く

 友人のお勧めがあったので、同じ監督の「ベイビーわるきゅーれ」と合わせてレンタル。

 この「国岡」、フェイクドキュメンタリーという分野なのだそうだ。モキュメンタリ―ともいうらしい。

 設定としては、映画監督が脚本執筆のために殺し屋協会所属の殺し屋である国岡に同行取材をさせてもらう、ということだが、冒頭からやたらリアルで驚く。

 役者さんたちは見たことがない人たちで、中には芝居がかった人もいたが、ほとんどが、素人が素でしゃべってるような、自然な演技である。こういうの、役者さんの技術なのか、演出なのか、撮影方法なのか、わからないけど、「どう考えてもあり得ないのに、なぜかドキドキするくらいにリアル」なのだ。

 

 観て数日経つが、いまだにこの映画のことは処理しきれていない。ツッコミどころ満載なのに、妙にリアリティがあって、現実とフィクションの合間で道に迷っている感じが今も残っている。